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十人十色の育ち方 ~① 歩き回る博士タイプの男の子Aくん~

2017年11月24日

子どもはいろいろ、文字通り「十人十色」。子どもの「できない」ことに目を向けるのではなく、今「できている」ことに注目してみることが肝心です。

このシリーズでは、子育ての中で思わず「あるある!」と感じる、子どもたちのいろんな行動について、周りの大人はどのように寄り添えばいいのか、紹介していきます。今回はその第1回目。和食のことからは少し離れて、気軽に読んでみてください。

年長クラスのAくんは、「歩き回る博士タイプ」の男の子。Aくんは落ち着きがなく、家でも幼稚園でもウロウロしてばかり。興味のある話題や好きなことについては、場面や状況を考えずに一方的に話をし続けてしまうことがあります。

普段の生活では、

・自分の好きなこと、興味のあることだけをしたがる。
・嫌なことがあると激しく泣く。
・「いやだ」「バカ」など汚い言葉を使う。
・幼稚園の新しい先生との関係がうまく築けない。
・集団での活動が苦手。
・特定の人物としかコミュニケーションをとらない。

といった姿が多く見られます。

ここで大事なことは、これらの行動をAくんの良い点として捉えていくことです。Aくんが好きなこと(図鑑を見るなど)をする時間を増やし、そこに大人も一緒に関わることでAくんは徐々に心をひらいていきます。また、他の子どもの前でAくんのできることをほめてあげると、周りの子どももAくんを認めていきます。

 

子どもの得意とする強みを活かすこと。それを通して、大人にとっても子どもにとっても無理のない関係を築くことができます。しっかりと子どもに寄り添う気持ちを大切にしていきましょう。

河合高鋭 プロフィール
横浜国立大学大学院教育学研究科修了。修士(教育学)、特別支援教育士、日本ムーブメント教育・療法協会認定常任専門指導員。現在、鶴見大学短期大学部保育科講師。社会福祉法人相模原市社会福祉協議会福祉のしごと・魅力づくり検討委員会委員長を務める(2015年~2017年)。また、一般社団法人Get in touchで活躍中。障がいのあるなしにかかわらず、どの子にもうれしい保育をめざし日々幼稚園や保育所へ出向き奮闘中。

出典元「小学館ウェブ子育てカフェ

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