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親子の会話と少しの工夫で、食事はもっと楽しくなる!【後編】

2017年12月4日

食卓を囲む楽しい時間。それなのに、「もっと野菜を食べなさい!」「いつまでもだらだら食べないの!」なんて、ついつい叱っていませんか?

子どもとの食事で重要なことは、「栄養を摂る」ことだけではありません。もっと大切にしたいのは、この先子どもたちが「食べるって楽しい」と思えるような、心の栄養をたくさんとれる食卓の風景をつくりだすことなのです。

前編では、「食事で大切にしたい3つのこと」についてお話しました。後編の今回は、具体的なお悩み別に、工夫できるポイントをお伝えしていきます。

 

①好き嫌い

何でもパクパク食べる子の方がめずらしいものです。切り方に変化をつけたり、いつもと違う調理法にしたりすると効果あり。子どもが好きな味つけに変えるのもおすすめです。

 

②とくに野菜が嫌い

嫌いな野菜と“食べる”以外の付き合いをさせるのもひとつの方法です。庭で育てたり、一緒に買い物をして、料理を手伝わせてみたり。食卓には定期的に出して、親がおいしそうに食べるのを見せることも大事です。

 

③少食

「食べない→エネルギーがないから動かない→お腹が空かないから食べない」のループから脱するために、まずはたくさん運動をさせることを心がけましょう。毎日決まった時間に食事をとることもポイントです。

 

④時間がかかる

食事の始まりと終わりをはっきりさせましょう。「いただきます」でお箸を取って「ごちそうさま」で締めくくることが基本です。さらに、食べ終わった食器を下げるところまでできると子どもなりにけじめがついていきます。

 

⑤園では食べるのに家では甘えて食べようとしない

園では毎日がんばっているのかもしれません。おうちでは少し甘えさせてあげましょう。お友だちがいると食がすすむというのもよくあることですよ。

 

⑥おやつの与え方

子どもは1日分の栄養を5~6回に分けて摂るのが理想的と言われています。食が細い場合には芋類やおにぎりなど、栄養が十分摂れているようなら野菜ジュースやクッキーなどの嗜好品を与えてもよいでしょう。

 

2回にわたってお届けしてきた食事を楽しくする工夫、いかがでしたでしょうか。毎日の食事で少しずつ、取り入れてみてください。

 

阿部芳子 プロフィール
相模女子大学名誉教授。博士(学術)。管理栄養士、中医薬膳専門栄養士、国際薬膳師。日本調理科学会監事(関東支部)。保育園での栄養士アドバイザーとしても長年指導にあたってきた。

■前編はこちら

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