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「いただきます」「ごちそうさま」に込められた本当の想い

2017年11月24日

「いただきます・ごちそうさま」食卓で「何か言い忘れてない?」なんて子どもに促すパパ・ママも多いのではないでしょうか。

食事の挨拶を教えるのは「しつけ」です。さらに「いただきます」に意味があること、だからこそ気持ちを込めて口にする大切さ、を食育のひとつとして少しずつ教えていけたらいいですね。

 

「いただきます」「ごちそうさま」に込められた深い意味

普段「いただきます」「ごちそうさま」は、その日料理を作ってくれた人に向けて子どもは言っているでしょう。

「いただきます」は本来、料理の食材となった自然の恵みへの感謝を表すものです。そして、「ごちそうさま」は、料理を作ってくれた人だけでなく、お米や野菜を作ってくれた人、魚を捕る人、食事が並ぶまでに関わったあらゆる人への感謝の気持ちが含まれています。四方を海に囲まれ、山々の緑豊かな地域性もあり、昔から自然に寄り添い、深く関わってきた日本人ならではの気持ちの込め方ですね。

子どもの言葉は「マネ」や形から入ります。最初はパパ・ママや先生が言っている言葉をマネて、「丸暗記」で口にするだけでしょう。マネさせて言わせている状態までは「しつけ」かもしれませんが、言葉に意味があり気持ちを込める理由がある事を教えるのは、食育だと思います。

 

心のこもった「いただきます」「ごちそうさま」のために

「いただきます」「ごちそうさま」を、習慣として使うだけでなく「命をありがとう」の気持ちを込めて口にできると素敵だと思いませんか?

例えば、1本の大根。よく洗ってから醤油に漬けた大根の皮をパパの酒の肴に。大根の真ん中はじんわり炊いてお味噌をかけた、ふろふき大根。葉っぱは、おじゃこと一緒にごま油で炒めて砂糖と醤油で佃煮風に。白い炊きたてご飯にのせたら、子どもの大好きな「ご飯の友」です。

「大根まるごと使ったのよ。だって一生懸命育ててくれた人のためにも、もったいないことできないもんね」

もぐもぐ食べる元気な子ども達は、パパ・ママのひと言ひと言に知らず知らずのうちに「もったいない」「大切に食べる」「感謝する」意味を受け止めていきます。

 

食材は自然の恵み。あますことなく利用するのも「作ってくれた人、育んだ日本の大地」を大切に思うからこそ、です。食を分かち合う幸せの中で、日本の食文化を通じて「命と食の大切さ」「自然の恵みに対する感謝」を伝えていきませんか?

やがて感謝と真心が自然とこめられた「いただきます」「ごちそうさま」を子どもは口にするようになるでしょう。

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