おうちで和食

TOP > 記事

十人十色の育ち方 ~③ 発達がゆっくりマイペースな女の子 Cちゃん~

2018年1月22日

発達がゆっくりマイペースな女の子

子どもはいろいろ、文字通り「十人十色」。子どもの「できない」ことに目を向けるのではなく、今「できている」ことに注目してみることが肝心です。

このシリーズでは、子育ての中で思わず「あるある!」と感じる、子どもたちのいろんな行動について、周りの大人はどのように寄り添えばいいのか、紹介していきます。

 

今回は、ゆっくりマイペースな女の子のお話。Cちゃんは幼稚園に通う 4歳年中の女の子。給食の準備や片づけなど、行動に移すのに時間がかかり、その都度指示しないとできません。給食の準備をしているかと思えば、遊んでいたりすることもしばしば。

運動・言葉・理解力などは全体的に年齢より発達が幼く、自ら積極的に動くことが苦手です。また、複雑な指示や難しいルールのゲームなどは、他の子のように理解することが難しいようです。人見知りせず、1対1で関わると言われたことには従うので、周囲を困らせることはないですが、わからなくても自分から訴えられないため、集団の中に埋もれてしまいがち。

そんなときには、年齢よりも幼い子に伝えるように、短い言葉で簡潔に、繰り返し教えてあげることが大切です。相手に「自分が困っていること」の伝え方がわからないという場合は、ジェスチャーで示したり、手元に見本を置いたり、目の前でやって見せるなど、具体的な助けの求め方を教えていき、少しずつでも自分から伝えられるように促してみましょう。

 

マイペースなことも立派な個性。まずはその子のペースを大切にし、好きな遊びを十分にさせながら、集団で過ごす経験をしていけるといいですね。

 

同じシリーズの他の記事はこちら↓

十人十色の育ち方 ~① 歩き回る博士タイプの男の子Aくん~

十人十色の育ち方 ~② 言葉ではなく、手が出てしまうBくん~

十人十色の育ち方 ~④ 空気を読めない男の子Dくん~

 

河合高鋭 プロフィール
横浜国立大学大学院教育学研究科修了。修士(教育学)、特別支援教育士、日本ムーブメント教育・療法協会認定常任専門指導員。現在、鶴見大学短期大学部保育科講師。社会福祉法人相模原市社会福祉協議会福祉のしごと・魅力づくり検討委員会委員長を務める(2015年~2017年)。また、一般社団法人Get in touchで活躍中。障がいのあるなしにかかわらず、どの子にもうれしい保育をめざし日々幼稚園や保育所へ出向き奮闘中。

出典元「小学館ウェブ子育てカフェ

関連キーワード

おすすめ記事

Ranking-人気記事-

Keyword-キーワード-

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube