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うちの子、好き嫌い(偏食)があるけど、どうしたらいいの?

2018年1月29日

せっかく用意したごはんをなかなか食べてくれずに、心配になることもありますよね。でも、乳幼児期は食材そのものが嫌いなわけではなく、食べにくいか、食べ慣れていないだけということがほとんどなのだそうです。東京家政学院大学教授の酒井治子先生にききました。

 

食べないからといって嫌いとは限らない

赤ちゃんの食べる機能は発達途上です。柔らかさや形態を変えたり、とろみをつけて食べやすくしたり、調理の仕方を工夫してみましょう。また、3歳頃まではどうしても食べにくい食材があります。子どもの口の中は思っている以上に柔らかいので、ちょっと固いものやザラザラしたものなどの受け入れにくい舌ざわりがあります。「野菜は茎が痛いので嫌い」という子もいます。

1歳半くらいまでは、食べられる食材の量を増やすより、一つひとつの食材を安心してしっかりと食べられるようになること(食べ慣れること)を大切にしましょう。

 

食べにくいものにも挑戦する機会を

2~5歳くらいからは、自我が芽生え、「好き嫌い」「むら食い」「ばっかり食べ」などが出てきますが、この時期の好き嫌いは定まったものではありません。そのときの気分で食べないこともよくありますので、食べないからといって嫌いだと決め付けないようにしましょう。あまり神経質にならず、「好きなものをひとつひとつ増やしていこう」くらいの気持ちで大丈夫です。

そのうえで、一度嫌いといったものでも、調味や切り方を工夫して出してみたり、一緒に調理をしたりと工夫してみてください。味だけではなく、見た目、香り、食感、音なども「おいしい」と感じさせる大切な要素です。食材や調理法を工夫し、「うちの子はこういう味が好きなんだ」「こうすれば食べやすかったのね」と日々発見していくことが、子どもの「食べたいもの、好きなもの」を増やすことにつながります。「おいしいよ」と声かけをするのもいいでしょう。いろいろな食べ物に興味をもち、食べにくいものにも挑戦する機会をつくることが大切です。

 

せっかく作ったごはんを食べてくれないと、子どもに拒否されたように感じてしまうかもしれませんがそんなことはありません。食べにくい食材だったり、子どもの発達に合っていなかったりすることも大きく影響していますので、気負わずにいてくださいね。

 

出典:楽しく、かしこく ビオサポ食育BOOK
(監修:東京家政学院大学
現代生活学部健康栄養学科
教授 酒井治子
発行:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)

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